| TAJ 競技本部からのレポート 「近年の現状と問題点」 平成20年1月31日 競技本部 部長 武田一広 |
ここ数年、世界選手権やワールドカップに日本代表として多くの選手が参加していますが、あと少しのところで表彰台に立つことができないでおります。 また、バブル後の日本経済低成長等々の影響もあり、アルペン競技等では躊躇な傾向ですが、以前に比べてTAJ(国内)公認レースの盛り上がりが欠けており、参加者の減少だけでなく、レース会場やスタッフ確保にも問題が出始めています。 特にトップクラスの選手と一般選手との格差が広がったことでレース初心者が参加する上での敷居が高くなってしまったことも事実です。 一昨年度には、競技計測委託会社の計測ミス(計測ミス)から無効レースを生じさせてしまうなど、全ての参加選手に大きな失望を与える事件もございました。 また、5年前に発行したTAJ教程とレースにおけるテレマークターンテクニックに大きな乖離があることも認識して今後は是正していく必要があります。 一方、参加選手が高齢化する中で10代、20代の選手も現れて、今後、彼らの世界舞台での活躍次第で若い世代にテレマークスキーが受け入れられ定着して行く(流行っていく)期待と可能性があります。 反省点 特にレース初心者にとって敷居が高く感じられていることは、協会として大いに反省すべき点であります。具体的にはコース設定がトップクラスの選手には易しく、レース初心者には厳しすぎる中途半端な設定となっていること。 レース初心者に対する親切丁寧な指導やレースのルールを十分に説明する機会を設けていないこと。 初めて、あるいは一人で参加する選手への配慮が不足していたこと。等が挙げられます。 また、盛り上がりに欠けてきている点についてはシリーズ戦以外にも同時に楽しめるイベントが減少している。(加えて、スポンサー依頼活動の積極性不足から商品の質・量ともに低下しています。) レース結果のWEBやTAJ Newsへの掲載も遅く、シリーズ中間での順位確認やチャンピオン争いを楽しむ事ができない等、大いに反省すべき点がありました。 今年度、着手すること。 今年度は各地で合計6戦(GS/SP/CLを各2戦)のシリーズレースを開催します。 WEBやTAJ Newsを通じてレース情報の紹介を頻繁に行ってレースの楽しさを伝えていきます。 選手強化委員会を創設して強化選手を指定し、世界の表彰台を目指す若い選手の育成とサポートを行っていきます。 |